iPhone 12の初期化方法|結論:設定アプリから「すべてのコンテンツと設定を消去」が基本
iPhone 12の初期化方法をひと言でいうと、ホーム画面の「設定」アプリを開き、「一般」→「転送またはiPhoneをリセット」→「すべてのコンテンツと設定を消去」を選ぶだけです。ただし、売却・下取り・譲渡を予定しているなら、初期化の前に必ずやるべきことがあります。この記事では、iPhone 12を手放す前に知っておきたい初期化の手順、注意点、初期化後の確認方法までを順番に解説します。
iPhone 12を初期化する前に必ずやるべき3つの準備
いきなり初期化ボタンを押すのは危険です。まずは次の3つを済ませてください。
1. バックアップを取る
写真や連絡先、LINEのトーク履歴などを失わないために、iCloudまたはパソコン(Finder/iTunes)でバックアップを取ります。iCloudの無料容量は5GBなので、写真が多い人は足りないことがあります。その場合はパソコンでのバックアップがおすすめです。バックアップ用の外付けストレージやケーブルを用意しておくと安心です。iPhone 12用の充電・転送ケーブルは純正品またはMFi認証品を選びましょう。
2. Apple IDからサインアウトする
「設定」→ 一番上の自分の名前 → 一番下の「サインアウト」をタップします。ここでサインアウトしておかないと、アクティベーションロックが残り、次の持ち主が使えなくなる可能性があります。アクティベーションロックは盗難防止のための仕組みなので、必ず解除しておきましょう。
3. SIMカードとケースを外す
物理SIMを使っている場合は、SIMトレイからSIMカードを抜きます。また、iPhone 12のケースや保護フィルムを付けている場合は、初期化前に外しておくと本体の状態確認がしやすくなります。売却査定では傷の有無が査定額に影響するため、きれいに拭いておくのもポイントです。
iPhone 12の初期化手順【設定アプリから】
準備ができたら、実際に初期化していきます。手順は以下のとおりです。
- 「設定」アプリを開く
- 「一般」をタップ
- 「転送またはiPhoneをリセット」をタップ
- 「すべてのコンテンツと設定を消去」をタップ
- パスコードを入力し、「iPhoneを消去」をタップ
- Apple IDのパスワードを入力して確認
しばらくするとAppleロゴとプログレスバーが表示され、初期化が完了します。機種やデータ量によっては数分から数十分かかることがあります。初期化中は電源を切ったり、操作したりせず、充電ケーブルをつないだまま待つのが安全です。
パソコンを使ったiPhone 12の初期化方法
設定アプリが開けない、画面が固まっている、パスコードが分からないといった場合は、パソコンを使って初期化(復元)します。macOS Catalina以降ならFinder、Windowsや古いmacOSならiTunesを使います。
- パソコンとiPhone 12をケーブルで接続
- FinderまたはiTunesを開く
- デバイスとしてiPhone 12が表示されたら「一般」タブを選択
- 「iPhoneを復元」をクリック
- 「復元」を選び、最新のiOSをインストールするか確認
この方法は、パスコードを忘れたときや、設定アプリから初期化できないときの最終手段として使えます。ただし、パソコン側のソフトが最新である必要があります。Windowsの場合はiTunesを最新版に更新しておきましょう。
初期化と「リセット」の違い|間違えると危険
「設定」→「一般」→「転送またはiPhoneをリセット」の中には、いくつかのリセットメニューがあります。混同しやすいので整理しておきます。
- すべてのコンテンツと設定を消去:完全初期化。データも設定もすべて消える。売却・下取り・譲渡はこれ。
- すべての設定をリセット:データは残るが、Wi-Fiや壁紙などの設定が初期値に戻る。
- ネットワーク設定をリセット:Wi-FiやBluetoothの接続情報だけをリセット。
- キーボードの辞書をリセット:変換学習をリセット。
- ホーム画面のレイアウトをリセット:アプリの配置だけを初期状態に戻す。
「初期化」といえば通常は「すべてのコンテンツと設定を消去」を指します。売却前に「すべての設定をリセット」だけをしてしまい、個人データが残っているケースがあるので注意してください。
iPhone 12を初期化する際の注意点
アクティベーションロックを解除したか確認する
初期化後に「ようこそ」画面が出て、Apple IDとパスワードを求められたらアクティベーションロックが残っています。売却・下取りに出す前に、必ず自分のApple IDをサインアウトし、アクティベーションロックが解除されていることを確認しましょう。
「iPhoneを探す」をオフにする
「iPhoneを探す」がオンになっていると、初期化時にApple IDのパスワードを求められます。オフにしていないと初期化が完了しないことがあります。設定アプリの「Apple ID」→「探す」→「iPhoneを探す」からオフにできます。
初期化後の再設定は自分でやらない
売却・譲渡する場合は、初期化後に自分で再設定しないでください。「ようこそ」画面のまま相手に渡すのが基本です。再設定してしまうと、自分のApple IDが再び紐付いてしまう可能性があります。
データ復元は新しい端末で
新しいiPhoneに買い替える場合は、初期化前にバックアップを取っておけば、新端末のセットアップ時に復元できます。復元用のケーブルや外付けSSDがあるとスムーズです。
初期化がうまくいかないときの対処法
「すべてのコンテンツと設定を消去」をタップしても反応しない、途中で止まる、エラーが出る場合は、次のことを試してください。
- iOSを最新版に更新してから再実行する
- 本体の空き容量を確認する(不足していると失敗することがあります)
- 一度電源を切り、再起動してからやり直す
- それでもダメならパソコンで復元する
パソコンでの復元でも解決しない場合は、Appleサポートや正規サービスプロバイダに相談するのが確実です。自分で分解したり、非正規の修理店に依頼したりすると、かえって状態が悪化することがあります。
初期化後の確認チェックリスト
初期化が終わったら、次の項目を確認しましょう。
- 「ようこそ」画面が表示されている
- 自分のApple IDが表示されていない
- アクティベーションロックがかかっていない
- SIMカードやケースを外した
- 本体に傷や汚れがないか確認した
これらの確認ができたら、売却・下取り・譲渡の手続きに進めます。フリマアプリや買取店に出す場合は、初期化済みであることを伝えるとスムーズです。
iPhone 12の初期化方法まとめ|売却・下取り前に正しくリセットしよう
iPhone 12の初期化方法は、設定アプリから「すべてのコンテンツと設定を消去」を選ぶのが基本です。ただし、売却・下取り・譲渡を予定している場合は、バックアップ、Apple IDのサインアウト、アクティベーションロックの解除を忘れないようにしてください。パソコンを使った復元方法も覚えておくと、いざというときに役立ちます。初期化は一度やってしまえば難しくありませんが、手順を飛ばすと個人情報が残ったり、次の持ち主が使えなくなったりするので、この記事のチェックリストを見ながら慎重に進めてください。関連アイテムとして、充電器やバッテリー、ストラップなども、買い替え前に整理しておくとよいでしょう。

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